自己肯定感を養う:マインドフルネスプログラム

臨床心理学におけるマインドフルネスのプログラムは認知行動療法という流派の中のものとされています。

 

ですが、大学院で私を指導をしてくださった師匠と呼ぶべき先生は、ロジャース派の先生でした。

 

そんな私が、なぜアメリカでマインドフルネスのプログラムの持つ力に気づく事が出来たのか?

 

それは、私をご指導くださった先生とマインドフルネスプログラムはやり方は違えども、言わんとしているところや目指すところが極めて近かったからです。

 

「生きづらさ(息づらさ)」

 

自分自身の呼吸を感じて、気づいて、受け入れて手放してゆく練習を通して、今までとは違った心理的態度を自分自身で養っていくことが出来る。それが、臨床心理学におけるマインドフルネスのプログラムだと思います。

 

以下に、高垣忠一郎先生のご著書から一部を引用します。

 

対話的セラピーでは相手の「ありのまま」を認めます。それは脱コントロールです。「ありのまま」のなかで、生命の働きのプロセスがコントロールの介入なく流れます。「ありのまま」で生きるとは、過剰なコントロールを緩めることです。そうすると、コントロールによって閉じこめられ、せき止められていた生命の働きが息を吹き返すのです。

「生きづらさ(息づらさ)」はコントロール過剰から生じています。コントロールを放棄して、大きな生命のプロセスにつながった安心感です。「自分が自分であって大丈夫」と自己を肯定し、「ありのままの自分」を受け容れて生きる生き方は、他人の期待に応えて自己をコントロールする生き方の対極にあると言えるでしょう。

それはこの肉体的な個体としての自分にできることなど限られているという「無力」を悟り、サムシング・グレートの力に身を委ねることと無縁ではありません。大きな流れ、大きな生命エネルギーの磁場に身を任せることにより、活路を開こうとする姿勢なのです。

 

引用文献

「競争社会に向き合う自己肯定感」高垣忠一郎著 新日本出版社 2008

競争社会に向き合う自己肯定感

マインドフルネスをめぐる文章。

先日、プラユキ・ナラテボー氏の瞑想会に参加した時にいただいたしおりを読んでいて、あれ?どこかで読んだことがあるような文章だなぁーと思った一節がありました。

 

それもそのはず、このホームページブログを作る時にトップページに私自身が書いた文章に内容が似ていたのです(笑)。

 

このページを作った当時、私はアメリカに居て、プラユキ・ナラテボー氏のことを知るよしもなく、アメリカで学んだマインドフルネスプログラムやヨガを行いつつ心理的効果に関して考える中で書いた文章です。

 

そんな私が書いた文章と、タイで何十年にも渡ってマインドフルネス瞑想を続けて来られたプラユキ・ナラテボー氏が書かれた文章の内容が似ているのは、偶然の一致ではありません。

 

心理学の中のマインドフルネスプログラムを開発したジョン・カバットジン博士が、仏教の中のマインドフルネスを理解した上で心理学的に研究しプログラム開発をされた証なのだろうと思います。

以下に、ほんの少しだけプラユキ・ナラテボー氏が書かれた文章をご紹介します。

「身体も心も、この世をサバイバルしていこうとする生命の健気な働きであること。そして自然のシステム(法則性)も、いまや私たちを閉じ込める不自由な牢獄ではなく、人間をはじめとするさまざまな生命が依拠する広大な宇宙であることにも気づいています。」

 

5月10日のコラボイベントではプラユキ・ナラテボー氏からの直接のご指導を受ける時間も十分にお取りしています。

 

お申し込みはメールにてお受けしています。

lajollastresscoping@yahoo.co.jp

 

プラユキ・ナラテボー氏の瞑想会に参加してきました。

5月10日にコラボイベントをするプラユキ・ナラテボー氏の瞑想会に参加してきました。
午前は呼吸を使った瞑想、午後は手動瞑想と歩行瞑想。
いかに仏教の中で行われている方法と認知行動療法の中で行われている方法が近いかということを、私自身、身をもって再確認した体験でした。
コラボイベントまで1か月を切りました。
午前の部の対談&対話会は、打ち合わせ無しのライブにしようという事になっています。
午後の体験の部も、ナラテボー氏ご自身の指導の時間を多くとっております。普段はタイにおられてなかなか直接ご指導を受ける機会はありませんので、このチャンスにぜひ!



イベントへのお申し込みは、参加予定をクリック後、お手数ですが下記のアドレスまでメールにてお申込みください。
①お名前
②ご所属
➂希望の時間帯
④早期割引適用のご希望の有無
をお知らせください。
早期割引は4月20日までに参加費の振込みが確認出来た方に適用となっております。お振込み先は追ってメールにてお知らせいたします。
*当日お支払いの場合は、早期割引は適用されませんのでご注意ください。

無題

キーワード「好奇心」:マインドフルネスワークショップのデモンストレーションを行いました。

先日、某県の取り組みとしてマインドフルネスのプログラムを活用する事が出来るかどうか、ワークショップのデモンストレーションをお願いしたいというご依頼をいただいて、行って来ました。

デモンストレーションでしたので、ご参加くださったのは県の担当者の方と、そのプロジェクトに関わるNPOの関係者の方々という限られた方のみでした。

 

プロジェクトの為のデモンストレーションという事でしたので、体験の時間をぐっと減らし、プログラムの内容をご説明する時間を多めに取るという、通常のワークショップとは逆の時間配分ではありましたが、ご参加くださった関係者の皆様は興味を持って積極的に参加してくださいました。

ご質問もたくさんいただき、こんな場面での活用は可能か?等のご提案もたくさんいただきました。

 

アメリカでの実証研究の中でも明らかになっている事ですが、「好奇心」、これがマインドフルネスのプログラムへの参加を通して、マインドフルな心理的態度を養う上でとても大切なものであることを、今回のワークショップデモンストレーションからも実感しました。

 

マインドフルネスというのはまだあまり聞きなれない言葉ですが、みなさんもぜひ「好奇心」を大切に取り組んでみてください。

 

 

ワークショップやクラスへの参加、個人セッションをご希望の方は下記のアドレスまでご相談ください。

lajollastresscoping@yahoo.co.jp